第1回受賞者 Randy Rhoads

本名:Randall William Rhoads
1956/12/6 カリフォルニア州サンタモニカ生まれ

1976〜QUIET RIOT
1979〜OZZY OSBOURNE
1982/3/19 没
飛行機事故により。享年25歳

受賞アルバム TRIBUTE 1987

記念すべき第1回受賞者は、間違いなくこの人!ランディ・ローズに送ります。 当時ギターを弾いてはいたけど、本気で弾いてたわけでなかった僕を、ギターの世界へズッポリ引き込んだ功績を称え、堂々の殿堂入りです。

一番最初に彼のプレイを聴いたのは、OZZY OSBOURNEのライブアルバム「Tribute」だったんですが、その時の衝撃は忘れません。 何が凄いって、「コレ一人で全部弾いてるの?」と思わせるほどのテクニックと、音の厚さ、素晴らしいフレーズ、ギターの音色。スピーカーから聞こえる彼のギタープレイは全てにおいて完璧。単純に「ココまで弾けるようになりたい」と思わせた最初のギタリストです。

ランディ・ローズのギタープレイはエディ・ヴァン・ヘイレン(僕も当然のように影響を受けました。大好きなギタリストの一人です)と友達だった為か兎角比較されがちですが、技術的には五分でしょう。どっちが最初にライトハンドを発明したのか?なんて事は興味ありません。最大の違いは「ランディ=暗い」「エディ=明るい」という事だと思います。「ランディ=暗い」と書くと誤解されそうですが、彼のフレーズにはワビサビがあるのです。演歌のように微妙にタメたりするのです。それが、コテコテの日本人である僕にはたまらなく、ランディにハマった最大の要因です。その、タメを作る最大の要因がプレイ中随時登場するピッキングハーモニスクに代表される、並でないピッキングの強さだと思うのです。(写真参照:小指に力が入ってる事が解る。彼は背が低いのでギターを縦てて弾くことが多い)

彼のメインギターはジャクソン/ランディ・ローズモデルのV(黒白水玉と白の2本)と、ギブソン/レスポールカスタム白の3本がメインでしたが、僕の好きな音は間違いなくレスポール。後で必ず殿堂入りするであろう3人と併せて、僕がレスポールを愛用するきっかけとなった四天王の一角です。

若くして亡くなった事や、ルックスもハードロック/ヘビメタの中ではピカイチ、性格もやさしいナイスガイだったらしく、すっかり伝説化していますが、そこら辺は関係なし。オジーのランディ在籍時アルバム3枚が僕のギターバイブルそして出発地です。


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